【医学界で大注目】ビタミンD不足にご用心

真夏のジリジリするような日差しは去り、
太陽の光が穏やかに感じられる秋。

日焼けによるシミ・シワの心配が少し減って嬉しいところですが、
紫外線が弱くなりだすこの時期から特に気を付けたいのがビタミンD不足

年齢が若いほど不足していることが
ごく最近の研究で分かってしまいました。(MiyamotoT et al2016)

子どもたちのビタミンD不足には特に要注意

EME / Pixabay

 

最近勉強会に行くと必ずと言っていいほど登場する、ビタミンD。今月だけでも

「抗加齢の実際」研究会では慶應大学整形外科の宮本先生が
ビタミンDと骨”

見た目のアンチエイジング研究会では満尾クリニックの満尾先生が

”栄養からみた「見た目のアンチエイジング」”でビタミンDの重要性

のご発表をされており、

ここ1,2年ででた論文でも

ビタミンDが低値だと動脈硬化が進む”
というメタアナリシス

”緩和ケアーがん患者に対する
ビタミンD投与は、痛みのコントロールや感染予防に有用”

など現代人の報告が次々とされています。

ビタミンDはカラダに必須の物質ですが、
・日光から皮膚で合成

・魚を食べる

・サプリメントを摂る

ことで、体内で活性型に換えられて様々な働きをしてくれます。

では、

ビタミンDの効果って?

主に作用を受けるのは

 

骨・皮膚・腸・血管・神経・ホルモン

ビタミンDは骨・皮膚・腸・血管・神経・ホルモンに作用する重要栄養素

dinho1 / Pixabay

骨を強くする→体内のカルシウム量を高めて、骨からのカルシウム流出(脱灰)を防ぐ

表皮細胞の角化を促進→アトピー・じんましんなど皮膚トラブルの改善

腸粘膜上皮細胞を成熟→腸管免疫改善

動脈硬化の予防作用→高血圧の予防

セロトニン・メラトニン合成→抑うつ予防

インスリン分泌刺激→糖尿病予防

ほかにも免疫力や筋力アップの作用が知られています。

 

ビタミンDが足りないとどうなる??

現代人のビタミンD不足が最近問題になっていますが・・

骨粗鬆症

・糖尿病

・皮膚炎

・筋力低下

・免疫力低下

・高血圧

・認知症・うつ病

などなど、、、これは大変!!

 

要は、

骨を強くし・・ 皮膚や筋肉を丈夫にし・・腸を丈夫にし・・

気分や頭の働きを良くし・・冬風邪を予防し・・

カラダを丈夫にして感染やケガを予防してくれるために必須なビタミンということですね!

特に母乳で育った乳幼児のビタミンD不足が問題視されていますので、成長期の子ども、授乳ママは特にビタミンDをしっかり摂って!

では、なぜ若い世代に足りないのでしょうか?

冒頭にも出てきたように、ビタミンD合成のキーは日光浴・魚・サプリメント

・20年ほど前は”ガングロ女子”と呼ばれる真っ黒に日焼けした女子高生を渋谷でよく見かけましたが、、

日焼けによる光老化が常識になってから、365日日焼け止めを塗るのが主流となり、日光浴はしみ・しわ・たるみの原因!

と、美容的にNGといわれ(事実ですが)日本人の遮光意識が高まった。(私もすっぴんで日光浴なんてしみが怖くてできませんが。)

・ロカボ+肉食ブームで魚よりも肉を食べる頻度が増えた。

ことによるのではないでしょうか。

日光浴や食事で摂れない分のビタミンDはサプリメントで摂る必要がありますが、

一般にサプリメントの量や質についての知識はまだまだ広まっていないと言えます。

ビタミンD不足を予防するには魚を食べましょう

Sponchia / Pixabay

栄養学に通じている先生方の間では、

”ビタミンDは血中濃度を測って、最適な濃度になるまで一人一人のビタミンD量を調整するべきだ”

という意見が主流です。(天現寺ソラリアクリニックの栄養解析にもビタミンD濃度検査は必須項目としました😊)

 

 

ビタミンDのまとめ・・

・丈夫なカラダのためには必須の栄養素

・屋内にずっといる人や肉食系は一度血中濃度のチェックを

・サプリメントの量は自己調整せずに病院で調整してもらってください。(栄養外来)

・肉ばかりでなく魚も食べましょう

・冬にかけて日光が少なくなる季節、特に気をつけて(冬季うつとの関係もわかっています)

 

現代人に不足がちな栄養素・加齢とともに不足しがちな栄養素の話はまた書いていきます。

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